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バス釣りはルアーだけじゃない!餌釣りで爆釣するための秘訣を徹底解説

釣りコラム

「バス釣り」と聞くと、多くの人がカラフルなルアーを投げる姿を想像するかもしれません。しかし、実は「餌」を使った釣り方も、非常に奥深く、そして何よりよく釣れることをご存知でしょうか?

「邪道だ」なんて言う人もいますが、そんなことはありません。餌釣りは、バス釣りの原点とも言えるパワフルな釣法です。

この記事では、初心者の方からルアーフィッシングに行き詰まりを感じている経験者の方まで、誰もが楽しめるバスの餌釣りの魅力と具体的な方法を徹底的に解説します。

なぜ今「餌釣り」なのか?バスを魅了する3つのメリット

ルアーフィッシングにはない、餌釣りならではの強力なメリットがあります。

  1. 圧倒的な集魚力!匂いと味でバスを寄せる ルアーが「視覚」でアピールするのに対し、餌は「匂い」と「味」でバスの本能を直接刺激します。特に水の濁りが強い時や、バスの活性が低い時には、ルアーに見向きもしないバスを振り向かせることができます。

  2. 抜群の食い込み!違和感なくバイトに持ち込む バスは非常に賢い魚です。硬いルアーには警戒心を示し、ショートバイト(ついばむようなアタリ)で終わってしまうことも少なくありません。しかし、本物の餌であれば、バスは安心して深く食い込んできます。そのため、アタリが明確でフッキングしやすいのが特徴です。

  3. 初心者やお子様でも簡単!難しいテクニックは不要 ルアーのように複雑なアクションをさせる必要がありません。基本的には「餌をつけて、狙った場所に投げて、待つ」だけでOK。アタリもウキや竿先で分かりやすく、釣りの醍醐味を手軽に味わえるため、釣り入門にも最適です。

これで釣れる!バス釣りにおすすめの餌5選

バスは食欲旺盛なフィッシュイーターです。状況に合わせて効果的な餌を選びましょう。

【最強の万能餌】ミミズ(ドバミミズ)

「キング・オブ・ベイト」とも言える最強の餌です。太くて動きの良いドバミミズは、匂いと動きでバスを強烈に誘います。入手も簡単で、釣具店で購入できるほか、雨上がりの公園や畑などで捕獲することも可能です。

  • ポイント: 1匹を丸ごと通し刺しにするか、複数匹を房掛けにするとアピール力が増します。

【甲殻類好きに】エビ(スジエビ・テナガエビ)

バスはエビやザリガニが大好物です。ピチピチと跳ねる動きは、バスの捕食スイッチを簡単に入れてしまいます。川や池の浅場で網を使えば簡単に捕獲できます。

  • ポイント: 尻尾の殻を少し剥いて、そこからハリを刺すと弱りにくく、よく動きます。

【大物狙いの切り札】ザリガニ

特に大型のバスが好んで捕食するのがザリガニです。脱皮したての柔らかいザリガニは特効薬とも言われます。

  • 注意: 外来生物法により、生きたままのザリガニを別の場所に移動させることは禁止されています。その場で使う分だけ捕獲しましょう。

【フィッシュイーターの本能を刺激】小魚(モツゴ・オイカワなど)

そのフィールドに生息している小魚は、バスにとって日常的なメインディッシュです。「マッチ・ザ・ベイト」の観点からも非常に有効な餌と言えます。

  • ポイント: 弱らせないように、背中や口にちょん掛けするのが基本です。

【手軽で万能】魚の切り身

サバやサンマなどの青魚の切り身も有効です。スーパーで手軽に購入でき、強い匂いでバスを寄せます。生き餌の管理が難しい場合に重宝します。

迷ったらコレ!基本の仕掛け(リグ)と釣り方

餌釣りの仕掛けは非常にシンプルです。まずはこの2つを覚えましょう。

1. ウキ釣り:目で見て楽しい万能リグ

アタリがウキの動きでハッキリと見えるため、初心者にも分かりやすく最もおすすめの仕掛けです。

  • 作り方: 竿先から順に、ウキ止め、シモリ玉、ウキ、からまん棒、オモリ、ヨリモドシ、ハリス、釣り針を結びます。
  • 釣り方: バスがいそうな岸際や障害物の近くに仕掛けを投入し、ウキの動きに集中します。ウキが「ピョコピョコ」と動いた後、水中に「スーッ」と引き込まれたらアワセ(フッキング)のタイミングです。ウキ下の長さ(タナ)を調整して、バスがいる水深を探るのが釣果アップの鍵です。

2. ブッコミ釣り(ミャク釣り):底をじっくり探るシンプルリグ

ウキを使わず、オモリと針だけのシンプルな仕掛けで、底付近にいるバスを狙うのに適しています。

  • 作り方: 道糸にオモリを通し、ヨリモドシを結び、その先にハリスと針を結びます。
  • 釣り方: 仕掛けを投入したら、糸を張りすぎず緩めすぎずの状態に保ちます。竿先に伝わる「コンコンッ」というアタリや、糸が「スーッ」と走る動きでアワセを入れます。

餌釣りを楽しむための注意点

  • 外道の多さ: 餌釣りはブルーギルやフナなど、バス以外の魚(外道)もよく釣れます。それもまた餌釣りの楽しみの一つとして捉えましょう。
  • 生き餌の管理: 生き餌は鮮度が命です。特に夏場は、エアポンプ付きのクーラーボックスなどで適切に管理しましょう。
  • 法律・マナーの遵守:
    • 釣り禁止の場所や、漁業権が設定されている水域では釣りをしないようにしましょう。
    • 外来種(アメリカザリガニ等)を別の川や池に放流することは、生態系を破壊する行為であり、法律で禁止されています。絶対にやめましょう。
    • ゴミは必ず持ち帰り、釣り場を綺麗に保ちましょう。

まとめ:餌釣りでバスフィッシングの新たな扉を開こう!

ルアーフィッシングとは一味違った魅力を持つ、バスの餌釣り。その圧倒的な釣果と手軽さは、一度体験すればきっと夢中になるはずです。

「今日はどうしても一匹釣りたい」「家族で釣りを楽しみたい」そんな日は、ぜひ餌を手にフィールドへ出かけてみてください。ルアーでは出会えなかった一匹が、あなたを待っているかもしれません。安全とマナーを守って、素晴らしいフィッシングライフをお楽しみください。

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