どうもmotoです。
あのバス釣りブーム時代に衝撃のリールを作り上げたメーカをご存知ですか?
丁度その時代にバス釣りにはまっていた方は知らない方はいないと思います。
そう
RYOBI
今の若い子達は知らない子も多いと思います。今やシマノ・ダイワ・アブが王道になっていますがこのRYOBIの良さは当時の技術では比にならないくらい魅力的でした。
その中で今回紹介するリールは
バリウス
今や中古で1万円以内で購入できるリールです。インプレ・レビューまとめてみましたので気になる方・懐かしさに浸りたい方は是非見て下さい。
RYOBI バリウス
スペック
タイプ | ギア比 | 標準重量 | 糸巻き量 (Lb-m) ナイロン・PE | ボール ベアリング入数 | 釣力(kg) 【ドラグ最大】 |
---|---|---|---|---|---|
F200 | 6.1:1 | 250 | 8(2号)-120 10(2.5号)-100 1.5号-100 | 5 | 5 |
M200 | 6.1:1 | 255 | 8(2号)-120 10(2.5号)-100 1.5号-100 | 5 | 5 |
F300 | 5.8:1 | 270 | 8(2号)-120 12(3号)-100 16(4号)-80 2号-100 | 5 | 5 |
M300 | 5.8:1 | 275 | 8(2号)-120 12(3号)-100 16(4号)-80 2号-100 | 5 | 5 |
SPECIFICATIONS
■フライングアームブレーキ
■電磁誘導マグネットブレーキ
■超々ジュラルミン鍛造シャフトレススプール
■ON/OFF可能ロングビルスクランブルクラッチ
■フルレンジドラグ
■インフィニットストッパー
■アルミ鍛造スターハンドル
■二重成形ハンドルノブ
■6ポイントサポーティングシステム/チタン素材ライト&レフトカバー(IPチタンコーティング)
■ステンレスフレーム大口径Sicラインガイド
■アルミマシンカット一体フレーム
■ロープロフィールコンセプト
引用 RYOBI HP
現在のRYOBI
残念ながら、現在RYOBIは釣具部門を撤退しています。
2000年9月30日付で釣り具小売り大手の上州屋に
譲渡価格は約10億円で売却されました。
ピークの赤字は15億3500万円にまで転落してたみたいですね。
リンク先に詳しく載っていますので貼っておきます。
もともとは、釣り具メーカーではなく釣り部門で釣り具を製造・販売をされていました。
確かに、当時の技術からすると剛性・性能・デザインはかなり斬新で衝撃的でよくバスプロもメインで使っている方は多かったですね。
清水盛三プロも当時使っていて、それに憧れてイクシオーネ・バリウスを買ってもらっていましたね。
ただ、個人的に思うのはなぜに小売り業の上州屋に譲渡したのか。上記のリンクから経営戦略が載っていますが。。どこにメリットがあったのかさっぱりわかりませんね。
これに関しては、各方から色々言われていますね。
インプレ・レビュー
外観
純チタン素材を左右のカバーに採用しています。また、アルミ鍛造マシンカット一体フレームをしていることで一切の歪み等は生じません。(HP記載)
ここまで剛性にこだわっているので重量も250gと重めになっています。僕が所有しているのは200クラスなのですが300クラスになると270g~になります。
現在発売されている、カルカッタコンクエストの200が240gなので同等の重さになります。
レベルワインダー
レベルワインダーはステンレスレベルワインダー大口径Sicガイドを搭載。当時Sicってロッドにもついていない時代でしたからかなりのこだわりが見受けられます。
年月が経っているので、リングが外れやすくなっている可能性があるので中古で購入する際は要注意です。
ダイヤル式ブレーキ
外部ブレーキを搭載していますが、これに関しては実際そこまで微調整はできません。現在のリールは、かなり微調整が効きますがバリウスに関しては、個人的に微調整ってレベルではないと思われます。
また、M・F表記のバリウスがありますが
Mはマグネット
Fはフライングアームブレーキ
の違いです。
M200・300のバリウスは、ヘビーウェイト向きのルアーを使用するのに向いています。オールラウンドリールです。
F200・300のバリウスは、軽量ルアーをピンポイントで使用するのに向いています。
因みに、ギア比は6.1と5.8なのでハイギアモデルは一切ありません。
ハンドル・ドラグ
ハンドル部分も金属カバーがついています。これにより高級感がありますよね。
しかも、当時のリールのベイトドラグはカチカチって高級なリールにしかついていませんでした。しかし、RYOBIのリールはキャスプロ以外は全部ついていましたね。
このカチカチがイイ!!今のリールはほとんどついていますよね。
いい時代ですな・・。
インプレ
正直、現在のハイエンドモデルリールより、かなり劣っていはいます。
しかし、当時中学生・小学生時代にバス釣りが流行った頃はかっこよくて欲しくてたまりませんでした。なので、こうやって今安く手に入ることがとてもうれしいですね。
しかも、現在も結構な金額で取引されています。約5000円~
限定のスペクトルカラーは現在も人気リールでこの倍以上の金額で販売されています。200番は欲しいです。

内部性能で判断すると、現在のシマノ・ダイワの格安リールの方がいいと思います。
何十年前のリールなのでそらぁ、性能は劣る部分はあります。スプールも浅溝スプールもないですしリールにこだわる人にはおすすめできません。
マルチでオールドリールが好き!って方には最高のリールですね。
まとめ
発売されてから、一部の方には人気のRYOBIバリウスリール。
もう新品で手に入らないため中古でしか購入できませんが、外観・丸形リール好きな人はにはかなりおすすめリールです。
ただ、壊れてしまったらもう部品もないので買い替えるかしかないと思いますが、持っている方はメンテナンスやオーバーホールをして大事に使っていきましょう。

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