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バス釣りライン完全ガイド!初心者でも失敗しない選び方とおすすめラインを徹底解説

ライン

「バス釣りを始めたいけど、ラインの種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」 「自分の釣りスタイルに合ったラインを見つけたい!」

そんな悩みを抱えていませんか?ラインはバスとアングラーを繋ぐ命綱。適切なライン選びは釣果を大きく左右します。

この記事では、年間100日以上バス釣りを楽しむ筆者が、初心者にも分かりやすく、より実践的な情報を加えて、バス釣りラインの選び方を徹底解説します。

この記事を読めば、あなたに最適なラインが見つかり、バス釣りがもっと楽しくなるはずです!

なぜライン選びが重要なのか?

バス釣りにおいてラインは、ルアーを操作し、バスのアタリを感じ取り、そして力強いバスの引きに耐えてランディングするための非常に重要なタックルです。ラインの種類や太さが合っていなければ、

  • ルアーの動きが悪くなる
  • アタリが分かりにくい
  • ラインブレイク(糸切れ)で貴重なバスを逃す
  • ライントラブルが多発する

といった問題が起こりやすくなります。それぞれのラインの特性を理解し、自分のタックルバランスや釣り場の状況、使用するルアーに合わせて最適なものを選ぶことが釣果アップへの近道です。

バス釣りラインの主な種類と特徴

バス釣りで主に使用されるラインは、大きく分けて以下の3種類です。それぞれのメリット・デメリットを理解しましょう。

ラインの種類 メリット デメリット おすすめの用途・ルアー
ナイロンライン しなやかで扱いやすい、トラブルが少ない、価格が比較的安い、適度な伸びがあるためバラシにくい 吸水性があり劣化しやすい、感度が低い、根ズレにやや弱い トップウォーター、巻物系ルアー(クランクベイト、スピナーベイトなど)、初心者の方
フロロカーボンライン 高感度、根ズレに強い、比重が高く沈みやすい、吸水性がほとんどなく劣化しにくい、伸びが少ない 硬めで扱いにくい場合がある(特に太い号数)、結束強度がナイロンより若干劣る場合がある、価格が比較的高め ワームを使った釣り(テキサスリグ、ダウンショットリグなど)、カバー撃ち、ボトムを探る釣り
PEライン 圧倒的な高感度と強度、伸びがほとんどない、飛距離が出やすい 根ズレに非常に弱い(リーダー必須)、比重が軽く風の影響を受けやすい、扱いには慣れが必要、価格が高い パワーフィネス、遠投が必要な釣り、PEラインの特性を活かした繊細な釣り(虫パターンなど)、太い番手はフロッグゲームやビッグベイトにも

ポイント:初心者はまずナイロンラインから!

これからバス釣りを始める初心者の方には、まず**ナイロンラインの8lb〜12lb(ポンド)**あたりから始めることを強くおすすめします。

理由は以下の通りです。

  • 扱いやすさNo.1: しなやかで適度なコシがあるため、キャスト時のトラブルが少なく、扱いやすいです。
  • 価格の手頃さ: 他のラインに比べて比較的安価なので、練習用としても気兼ねなく使えます。
  • 適度な伸び: バスがヒットした際に、ラインの伸びが衝撃を吸収し、フックアウト(バラシ)を防いでくれます。これは特にやり取りに慣れていない初心者にとって大きなメリットです。

まずはナイロンラインでキャストやルアーの操作、バスとのやり取りに慣れてから、ステップアップとしてフロロカーボンラインやPEラインに挑戦していくのが良いでしょう。

ラインの太さ(ポンド数)の選び方

ラインの太さは「lb(ポンド)」という単位で表記され、数値が大きいほど太く、強度も高くなります。使用するルアーの重さ、狙うバスのサイズ、釣り場の状況(カバーの濃さなど)によって適切な太さが変わってきます。

一般的な目安(ナイロン/フロロカーボンラインの場合):

  • 4lb~6lb: スピニングタックルでのライトリグ(小型ワーム、スモラバなど)
  • 7lb~10lb: スピニングタックルでのやや重めのリグ、ベイトフィネスタックルでの軽量ルアー
  • 10lb~14lb: ベイトタックルでの標準的な巻物、ワームなど(最も汎用性が高い)
  • 14lb~20lb: ベイトタックルでの重めのルアー、カバー撃ち、ビッグベイト(フロッグはPE)
  • 20lb~: ベイトタックルでのビッグベイト、パンチングなどパワーフィッシング

ポイント:タックルバランスを意識しよう!

ラインの太さを選ぶ際は、ロッドの硬さやリールの大きさに合わせる「タックルバランス」が非常に重要です。例えば、柔らかいスピニングロッドに太すぎるラインを巻くと、飛距離が出なかったり、ライントラブルの原因になったりします。逆に、硬いベイトロッドに細すぎるラインを使うと、ラインブレイクのリスクが高まります。

ロッドには適合ラインの範囲が表記されていることが多いので、それを参考にしつつ、まずは汎用性の高いポンド数から試してみるのがおすすめです。

状況別おすすめライン戦略

ここでは状況を細分化し、より具体的なライン選びの戦略と、筆者おすすめのライン(具体的な商品名は避け、選び方のポイントにフォーカスします)を紹介します。

1. とにかく手軽にバス釣りを始めたい!初心者向け

  • ライン: ナイロンライン 8lb~12lb
  • 選び方のポイント: しなやかで扱いやすく、結束強度が高く、視認性の良いカラー(クリアブルーやイエローなど)を選ぶと、ラインの動きが見やすく、アタリも取りやすいです。まずは信頼できる国内メーカーの製品を選べば間違いありません。

2. クリアウォーターで賢いバスを攻略!

  • ライン: フロロカーボンライン 6lb~12lb
  • 選び方のポイント: 透明度が高く、バスにプレッシャーを与えにくいフロロカーボンが有利。水中で見えにくいクリアカラーを選びましょう。感度重視で、硬めのラインを選ぶと、繊細なアタリも逃しません。

3. ウィードやアシなどカバー周りを大胆に攻めたい!

  • スピニングタックル(パワーフィネス): PEライン 0.8号~1.5号 + フロロカーボンリーダー 8lb~16lb
  • ベイトタックル: フロロカーボンライン 14lb~20lb または PEライン 3号~5号 + ナイロン/フロロリーダー 20lb~30lb(フロッグゲームなど)
  • 選び方のポイント: 根ズレに強いラインが必須。フロロカーボンなら太めの号数、PEラインならリーダーシステムをしっかり組むことが重要です。PEラインは擦れに弱いので、リーダーの長さや太さの選択が釣果を分けます。

4. 広大なフィールドで遠投して広範囲を探りたい!

  • ライン: PEライン 0.8号~2号 + フロロカーボンリーダー 8lb~16lb (スピニング、ベイト共に)
  • 選び方のポイント: 飛距離と感度に優れるPEラインが最適。ルアーの種類や風の強さに合わせて号数を選びましょう。リーダーとの結束はFGノットなど、強度が高く抜けにくいノットを習得することが大切です。

5. ビッグベイトでデカバスを狙いたい!

  • ライン: ナイロンライン 20lb~30lb または フロロカーボンライン 20lb~25lb
  • 選び方のポイント: ルアーの重量とバスのパワーに負けない強度が必要。ナイロンはルアーの動きをナチュラルにし、フロロは感度と操作性に優れます。最近ではビッグベイト専用のPEラインも人気です。

ラインを長持ちさせるコツ

どんなに良いラインも、手入れを怠ると性能が低下し、寿命も短くなります。

  • 釣行後の水洗い: 特に海水で使用した場合は必須ですが、淡水でも汚れを落とすために軽く水洗いし、日陰で乾燥させましょう。
  • ラインコート剤の使用: ラインの表面を保護し、滑りを良くするコート剤を使うと、飛距離アップやライントラブル軽減、寿命を延ばす効果が期待できます。
  • 定期的な巻き替え: 使用頻度にもよりますが、ナイロンラインは数回の釣行、フロロカーボンラインやPEラインも数ヶ月~半年程度で巻き替えるのが理想です。特に傷んだ部分は早めにカットしましょう。

まとめ:自分に合ったラインを見つけて、バス釣りをさらに楽しもう!

バス釣りラインの選び方について、初心者向けのポイントや具体的な戦略を解説しました。

ライン選びは奥が深く、試行錯誤も楽しみの一つです。この記事で紹介した内容を参考に、様々なラインを試し、ご自身の釣りスタイルやフィールドに最適な一本を見つけてください。

正しいライン選びで、ライントラブルを減らし、貴重な一匹との出会いを確実にゲットしましょう!

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