「雨が降っているから釣りは中止…」そう考えているあなた、実は大損しているかもしれません!多くの釣り人が敬遠しがちな雨の日こそ、実は魚が釣れやすいゴールデンタイムとなることがあるのです。
この記事では、なぜ雨の日が「めちゃくちゃ釣れる日」になり得るのか、その理由と、雨の日釣行を快適にするためのヒントをご紹介します。
なぜ雨の日に魚は釣れやすいのか?雨の日フィッシングの5つのメリット
雨の日の釣りには、晴れた日にはない様々な有利な条件が重なります。主なメリットは以下の5点です。
1. 釣り場の「人的プレッシャー」が激減!
雨が降ると、多くの釣り人は竿をしまいます。そのため、普段は混雑している人気の釣り場でも、雨の日には人影がまばらになり、釣り場を独り占めできるチャンスが増えます。人の気配が減ることで、魚は警戒心を解き、岸際まで寄ってきやすくなるのです。
2. 水中が濁り、魚の警戒心が和らぐ
雨が降ると、水面に波紋が立ち、水が濁ることがあります。この濁りこそが、魚にとっての「目隠し」になります。水中の様子が見えにくくなることで、魚は安心してエサを食べやすくなり、ルアーや仕掛けの存在を悟られにくくなります。特に警戒心の強い魚には効果てきめんです。
3. ルアーやラインがカモフラージュされる
水が濁ったり、水面がざわつくことで、水中に投入されたルアーや釣り糸(ライン)が魚に見えにくくなります。これは、魚に違和感を与えにくくし、より自然な状態でエサに食いつかせることができるため、釣果アップに直結します。
4. 低気圧の影響で魚の活性が上がることも
一部の魚種では、低気圧が接近することによって水中の溶存酸素濃度が変化し、魚の活性が上がると言われています。特にバスフィッシングなどでは、低気圧のタイミングを狙って釣行するアングラーも少なくありません。魚が浮き気味になり、エサを探しやすくなることも期待できます。
5. 豊富なエサが雨によって供給される
雨が降ると、陸上の昆虫やミミズなどが雨水とともに水中に流されてきます。これは魚にとって、まさに**「ごちそう」の供給源**となります。普段口にできないエサが降ってくることで、魚は活発に捕食活動を行うようになり、よりエサに食いつきやすくなるのです。
雨の日釣行を快適にするための準備
雨の日フィッシングはメリットが多いですが、当然ながら濡れることを前提とした準備が必要です。
- レインウェア: 上下セパレートタイプの防水性の高いレインウェアは必須です。
- 防水の靴: 長靴や防水シューズで足元を保護しましょう。
- 帽子: レインウェアのフードだけでは視界が悪くなることがあるため、ツバの広い帽子も役立ちます。
- タオル: 濡れたものを拭くためのタオルは多めに用意しましょう。
- 防水バッグ: 貴重品や電子機器が濡れないように防水バッグに入れて保護してください。
まとめ:雨を味方につけて、最高のフィッシング体験を!
雨の日はただ憂鬱なだけではありません。釣り人にとっては、釣果を伸ばす絶好のチャンスが隠されています。
次に雨予報が出た日こそ、ぜひ釣具を持ってフィールドへ足を運んでみてください。しっかり対策をすれば、雨の日の釣りは、きっとあなたのフィッシングライフに新たな発見と、予想外の大物との出会いをもたらしてくれるでしょう。
「雨の日は釣れない」という固定観念を捨てて、雨を味方につけた賢いアングラーを目指しましょう!