こんばんわ。
motoです。
みなさん釣りにおいてポイントを絞って狙うと思うんですが、
それは、【感覚的】にいいポイントと思って投げていると思います。
これは、人間的目線でありまして【理論的】に考えてキャストしたことはないと思います。
でも、人間が【感覚的】に投げているポイントには、実は深い理由があります。
溶存酸素(DO)
水中には、酸素があります。勿論、魚はエラから呼吸して酸素を体内に取り込んでいます。
勿論、酸素が少なければ良好な状態を保つことはできません。
少しでも多い酸素がある場所など。
そこで重要となってくるのが
溶存酸素【ようぞんさんそ】です。
では、この溶存酸素とは何ぞや?
溶存酸素は
水中に溶存する酸素量のことを指します。
この溶存酸素は水質または外気状況により変動していきます。
溶存酸素と水質の関係
酸素が水中に溶け込む要因としては、状況により異なります。
池などの場合
- 大気の酸素から水面に溶け込む
- 水中の植物の光合成による酸素の発生etc…
上記には、その水面比率や水域の面積によって変動していきます。
河川の場合
- 上流(渓流部)は水流が早いため水面が波打ち酸素が溶け込む量が多い
- 大気の酸素から水面に溶け込む
- 水中の植物の光合成による酸素の発生etc…
しかし、中流・下流に行くにつれて水流が緩くなり溶存酸素は減少し有機物量が多くなります。(ドブ川等、死の川)
※有機物質・・・生物体内で作られる炭水化物、脂肪などのこと。
ということは、溶存酸素が多い場所には必然的に魚が集まってくることになります。
バス釣りポイント
では、バス釣りにおいて【溶存酸素】が豊富な場所はどこかを野池で探してみると
- 流れ込み
- 水中ウィード
- 湧き水etc…
流れ込み 湧き水
アングラーだと外せないポイントは【流れ込み】だと思います。
みなさん気づかない間に【溶存酸素】が豊富な場所を狙っていたってことになりますね。
流れ込みには、水面に対して波打ちをたてながら流れる場合と水中の流れ込みがあると思います。
勿論、溶存酸素は野池全体の中で見れば一番高いですが、水中より水面上から流れる方が溶存酸素が高いことがわかりますね。
でも、流れ込む水量と、野池の面積によりますが、理論的にも狙うべきポイントだと思います。
湧き水も同様のことが言えます。
水中ウィード
所謂、水草ですね。
この水草も重要ポイントになりますね。
水草は光合成をおこない酸素を放出させます。
勿論、死んでいる水草は光合成を行っていないので狙うべきポイントから外れますね。
例えば、一見何もない皿池で水中に水草を発見した場合は魚がついている可能性は飛躍的にアップします。
水中下での水草も水面下から水草までの距離がありますので一概には言えませんが、粘るべきポイントですね。
まとめ
今回は、あまり気にしていなかった水中の酸素【溶存酸素】についてまとめてみました。
僕も、今回まとめながら【溶存酸素】について深く知り、今後バス釣りをする上で理論的に納得できながら
釣りができるなと思いました。
魚も酸素が重要
と、頭の片隅に入れて釣りをすれば釣果向上につながるかもしれませんね。